折り紙で学ぶ数学

 

今日入荷した書籍たちの中でちょっと毛色の違う『折り紙で学ぶ数学1&2』セット。タイトルだけで「パス!」という声が聞こえてきそうですが、これが、私でもなかなかおもしろいのです。もちろんお好きな方にはもっとおもしろいでしょう!使うのは正方形ではなくコピー用紙サイズの紙(1:√2)です。数学的図形をコピー用紙から作る紹介もありますが、作品作りを目的とした本ではありません。折ることで数学的な法則、数理を調べていく、手で学ぶ数学!とのこと。図形問題の解法パターンをいくつも覚えるのが一般的に勉強というものですが、ちょっと1枚紙を折ってみて理解できた時の、パーッと晴れやかな感じも体験の価値ありです。小学生なら不思議体験(長方形を折って正三角形ができた!とか)だけでも充分。中学、高校、大学数学レベルにも応用できる内容です。そして『この雑誌のこの部分をハサミも定規も使わないで正方形で抜き出したい』などというママの実用にも使えます。思った以上におもしろい本でした。