個人と集団

積み木遊びを集団力を高めるために用いることがよくあります。昨日の子どもと育ち総合研究所の積み木ワークショップの内容を振り返りながら、こちらはひとりひとりの積み木遊びを大切にしていることを感じました。

大雑把なイメージで、個人主義は西洋的、集団主義は日本的といったことがあるのではないかと思います。集団主義は『和』という言葉で表現すると印象良いです。私は和を否定するのではなく、しかし個人を認める考え方に賛成です。実は個人が認められる世界ほど集団の中での責任が重いことを実感しています。個人主義をわがままと同じ意味とするとどんなに大変なことになるかは誰でも想像がつくこと。自分を保ち他を認めて共存することの難しさと価値は、個人主義を正しくとらえた時にとても良くわかることだと思います。人に合わせれば良いというあり方で流されていく集団主義には存在しない厳しさに、直面します。
真の個人主義を育てるには、小さい頃からの一人遊びの充実は欠かせないのだろうと思います。子どもは育っていく中で、4,5歳頃から嫌でも人と関わる集団遊びの魅力に気付き始めます。遊びを共有したい、人と関わりたいと思い始めます。その中でぶつかったり刺激を受けたりしながら、個人と集団を行き来しながら、個人の充実と集団の中での責任を知っていくのだと思います。だから、意識して個人活動の環境を用意してあげたいと思います。自由選択によって集団から個人に戻ることができる場所という意味ですね。
自由保育と集団保育の比較にもなってくると思うのですが、本当の自由保育って放任保育ではないですから、本当に難しいことにチャレンジしてますよ!

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