熱い保育士たち

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保育士は皆、子どもの育ちのために最も良いことをしてあげたいという思いで日々保育に当たっています。キツくてお給料が低いのは確かなので、未来に対する貢献の気持ちがないとできないと思います。

そして、その思いを抱えて店に足を運んでくださる保育士さんがいらっしゃいます。お話させていただいたこともあるし、特に語られずにご覧になった方もあったでしょう。おもちゃ店であるクルテクに来てくださるということから、おもちゃから何か保育へのヒントを引き出したい思いを受け取っています。子どもの遊びや生活をよく見てるのが保育士です。この場面でこの動きを助ける何かがあればこの子の育ちに寄り添うことができる、と感じたときにおもちゃの持つ力に注目されるのではないでしょうか。

おもちゃだからできることがあります。

子どもは自然の中で全身を使って遊ぶ中で、自然の中に潜むさまざまな法則を感覚的に捉えています。自然の中には、数学も理科も社会も言葉も、音楽も美術も、みんな存在してます。自然と数学の関連は深いそうです。フィボナッチとかフラクタルとか…私はあんまり良くわかってないですが。
そうして得た感覚を自分に落とし込む材料としておもちゃに向かいます。基尺が揃った積み木は自然界には存在しませんが、子どもは積み木に触れて、積むことで自然の中で自分の体験したことと結びつけ、自分の気づきを形にしています。

生活の中や絵本の中で見聞きしたことをごっこで再現することで自分の経験としています。ごっこ遊びは現実ではないことを理解するために、道具は本物ではない方が適していると思います。かといって、キャラクター付きとか電子音が響くようではそれに影響されて自分の想像の世界をふくらませる余地がなくなってしまいます。ファンタジーの中で実体験を体感できる道具は、やはり良質のおもちゃの中にあると思います。

保育は集団の場ですが、その中で、子どもが一人落ち着いた時間を必要とする時があります。そのときに何をするかと言えば、やはり自分からやりたいと思った遊びです。パズルや構成遊びはマイペースを取り戻す静かな時間です。その時間の中で目に見える形で何かが完成し、達成感を得て、心が安定することがあります。何もない中で何をしてよいかわからない不安を、おもちゃはカバーしてくれます。

心身がぐんぐん成長している乳児さんたちは、同じ遊びを繰り返します。自分が飽きるまで何度でも付き合って欲しい。そんなときも、おもちゃは疲れたとも忙しいとも言わず、とことん付き合ってくれます。また子どもが遊ぶことを前提としているので、良いおもちゃであれば口に入れても大丈夫であるなど、安全面でも安心です。

などと言うお話を始めるとどんどん熱くなっていきます。やりたいことと、それを阻むものを共有して励まし合ったりと、店内では保育士さん同士の新しいつながりも生まれています。何が正解か見えにくく、ある意味なんでもありのところで、特に目に見えないことに力を入れると壁に当たることも多いです。でもそれで諦めたくはないので、私も今、前向きの何かにつなげていくような取り組みを考えています。

私は、保育の中で活躍するおもちゃの力を信じています。だから保育の中にどんどんおもちゃを取り入れていただきたいと思っています。すぐに実践に繋がらなくても、熱い思いを秘めている保育士同士で勉強し合うこともできます。楽しんでいきましょう!

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