保育study開催まで①

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新潟で、たくさんの方が参加できる保育の勉強会を開こう!と思ったのは昨年秋のこと。実はもっとずっと前からいつかやりたいと思っていたことでした。なぜ今年ついに実行まで至ったかについては、勢いとしか言えないかもしれません。でも勢いを付けるにも助走期間があったと思うのです。しばらくその助走期間のことを振り返ってみたいと思います。

私が学生時代に学んだ保育は、『王道』と言えるものでした。美術、音楽、体育、理論、実習、とびっしりカリキュラムに入っており、パネルシアターやら作りましたし、ピアノのレッスンや歌のレッスンは毎週厳しいですし、ダンスや手遊び、素話のテスト、などなど、今思うと適性のない分野でした。他にやりたいことをうまく見つけられなくて、教育者であった両親の影響で進んでしまったのですが、今進路が選べるならこの道ではなかったかもしれないです。

そのまま卒業して先生として就職することに対してジタバタしており、とりあえずの迂回路として日本を出ました。アメリカで仕事を得たのですが、有効活用できたのは日本で得た教員免許で、モンテッソーリスクールで雇用され、結局先生になってしまいました。でもそこで経験したことは、学んできた日本の『王道』保育とは随分違っていました。ピアノというか楽器はそもそも部屋にない、先生が歌って踊らない、練習が必要な行事は一切ない、壁面に色画用紙で何か作って装飾することはない、お帳面もない、私があまり楽しめないことはやらなくて良いありがたい保育でした。代わりに私が楽しめることがたくさんありました。まずおもちゃが楽しかった。モンテッソーリ教具とその副教材は、よくできていて私が遊んで楽しかったです。翌日の保育のためのセッティングも楽しかったです。新しい針と糸と布をトレイにセットするといった、個々のモンテッソーリのお仕事のための小さな準備は好きでした。ここで今まで自分の知らなかった保育を経験したことによって関心の向きが変わってきたと思います。そのまま今へ繋がったのですが。

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