保育study開催まで③

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おもちゃ屋を開いた当時は、保育の道は選択から外したつもりだったので、おもちゃに専念していました。いつ頃からか、改めて保育とおもちゃのかかわりについて学びを深めたい思いが湧いてきました。家の子どもたちも少しずつ大きくなってきて、勉強に出かけられるようにもなってきていました。おもちゃを取り入れた保育を学びに、大阪、東京、千葉、静岡と、あちこち出かけました。ドイツでも学べたのは貴重な経験でした。

学びを重ねるうちに、おもちゃありきなのではなく、保育に対する思い、子どもに対する思いがあって、その上におもちゃが乗っかっているだけなんだということがわかってきました。おもちゃしか見えていなかった私に、子どもを取り巻く社会というものが少しずつ見え始めてきました。子ども主体ということ、その時期に大切に育てたいこと、ひとつひとつの学びは大変におもしろく、「おもしろいから見てー」という子どもの気持ちと同じ、「こんなお話し聞いてみない?」「こんな保育見てみない?」というシェアしたい気持ちから、新潟でもこんな学びの機会があればいいのに、とどこかへ出かける度に思うようになりました。

実際、出かけた先で講師に交渉したこともあります。「こんな勉強会を新潟でも開催したいのですができませんか?」と。その時は「新潟でこれだけ人が集まりますか?人が集まらないところでは開催は難しいのです。」と当然の返答をいただきました。そんな中で、『おもちゃコーディネーター養成講座』は人が集まるかどうかはわかりませんが、やってみましょう、と言ってくださり、5年前に初開催が叶いました。私はこの講座は東京で受講し、コーディネーター新潟1号ですが、新潟での開催を機会に新潟のコーディネーターさんは何倍にも増えました。最初は主催の子どもと育ち総合研究所さんにもご苦労おかけしましたが、コーディネーターとなった方が次の方をお誘いくださり、4回目を開く頃には多くの方に受講していただけるようになっていました。そして、私がおもしろいと思っている保育に共感してくださる方も増え、協力を得られるようになり、店が移転して医学町ビルと言う場のタイミングとも合って『積み木とゲームの2日間』『遊びの環境展』『ゲーム会』『積み木ショー』といった催しも開くことができ、ひとつずつ階段を上がっているような感覚がありました。

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