なんとしてでも、先生に会いに行く

クリスマスや個展の準備で火曜水曜の定休日も仕事は続いていました。今週からクリスマスまで火曜日も営業日となったので、今日水曜日のお休み(個展もおやすみ)は貴重です。朝からいろいろ、今日何をしようか段取りをしていました。そんなときに届いたメールは小学4年生の時の担任の先生からのもの。その先生とはなぜかとても仲良くなり、卒業してからも年賀状のやり取りを続け、数年に1度、実家に帰った時にゲリラ的に先生のご自宅を突撃し、10分だけ立ち話をする、そんな関係がずっと続いていた先生です。少し前に定年退職され、少しはお好きなことをされながら年に一度ほどでしょうか、メールもやり取りするようになりました。

で、内容はと言うと、ちょっとした旅行で昨日から瀬波へいらしているとのこと。なんだか先生が新潟におられることでワクワクしてしまい、しかも私は久しぶりのお休み!少しでもお会いできないかやりとりしました。そしてお昼頃ふるさと村に立ち寄られることがわかり、『行きます!』とお返事して、午前中に考えていた予定を詰めたり巻いたりして(ご協力くださったお約束先の皆さまありがとうございました)15分だけふるさと村でお会いしました。

「あら〜小学生の時から変わらんねえ」って、もうあれから何十年経ってるのよ!と思いましたが、高速で近況をおしゃべりし、時間が来てさよならしました。

年末に忙しいこの仕事になってから、年々年賀状をきちんと書けなくなっていました。年賀状だけの関係というものもどんなものだか、と思い整理してきたものもあります。でも、先生と自分を繋いでいたのはとりあえず年賀状だったなと思うと、実はつながり続ける貴重なチャンスなのかもしれないと思いました。

そして、ずっとそうやってお付き合いできる先生に一人だけ出会えたこと、良かったなと思います。当時先生のおうちに招いていただき、お料理上手な方だったのでいくつか教えていただきました。私の焼豚のレシピはその時に教わったもの。結婚したときにはネオバのとてもいいお鍋をいただいて、良いお鍋の存在というものを初めて知ったこと。もちろんそのお鍋は結婚して20年以上ずっと現役です。今はそんなことは難しいのかな。先生と生徒の関係、親御さんとの関係も当時より慎重さが求められているかもしれませんね。

今年も、まず先生には年内に年賀状を書こう。