プラステンの思い出

plus10_2

よくおすすめさせていただいているプラステンには、思い出に残っているエピソードがあります。現役保育士の時のことです。クラスに年度途中から入園してくる2歳児さんがありました。入園前に、もう一人の担任と一緒に親子さんと面談をしたのですが、その子はとっても人見知りで、顔を伏せてお母さんの影に隠れています。そして行動がおっとりしていて、同じ年頃の子よりなんでも2倍時間がかかりそうでした。これは、慣れるまで少し配慮が必要だなと思いながら、彼女から発せられるものすごい警戒心を感じていました。話しかけてもお母さんの服に顔をうずめるだけ。表情も半泣きでした。

まあ、少しでも不安がほぐれるといいかなと思って、軽い気持ちでお部屋にあったプラステンをその子の前に置いてみました。埋めていた顔をちょっとおもちゃに向けたので、リングをいくつか外して彼女の前に並べてみました。そしていくつかを戻して見せて、どうぞ、遊んでもいいよ、と声をかけました。意外なほどすんなりと手を伸ばし、リングを外してテーブルに並べる遊びを始めたんですね。ちょっとびっくりしましたがそのまま見ていると、どんどん表情が変わっていき、自分が緊張していたことも忘れて、外して並べる遊びに没頭していました。お母さんは、この子、本当にマイペースで…今もう完全にマイワールドに入っています、と。

保育室にはたくさんおもちゃがあって、その子、まゆみちゃんは、2、3日は朝泣いたりしていましたが、おもちゃで遊ぶことで思ったより新しい園が気に入ったようで、時間が来てもお構いなしで遊びを続けるマイペース&マイワールドな子として新しい園に慣れていきました。なじんでからも、話を聞いてない、超ゆっくりペース、頑固、など、なかなかの手応えはありましたが、遊び込む姿は清々しいものでした。

この時から私はプラステンの実力を尊敬しています。まゆみちゃんを動かしたおもちゃ。飽きもせず全部のリングを並べていたまゆみちゃん。そろそろママになる頃の年齢でしょうか。当時から今も、ずっとプラステンは愛され続けていることが嬉しいです。

Email this to someonePrint this pageShare on FacebookTweet about this on Twitter