協力型ゲーム

ボードゲームは遊び方にいくつかのタイプがあります。1対1の2人用、3人以上で遊ぶもの、10人くらいで遊ぶもの、1人用もありますね。プレーヤー同士で対戦するもの、1対複数人の対戦、それから、協力型と言われるゲームもあります。

協力型は、遊んでいる人の中に勝つ人負ける人がいるのではなく、ゲームのシステムに参加者みんなで勝てるか?どうか?というゲームです。
雲の上のユニコーンDX
3人の魔法使い
おしゃれパーティ
おばけ屋敷の宝石ハンター
などがそうですね。
(ゴーストタワーやアミーゴバンデットも人気があったのですが廃盤になってしまいました…)

協力型ゲームのシステムをお伝えすると、「それ良いわね!負けると怒っちゃうから。ケンカになったり。」と言われることがよくあります。みんな勝ちたいんですよね!

でも、実はやってみると『協力』のイメージとちょっと違うようです。イメージだと助け合い、協働しますが、それよりも際立つのは役割分担ということだと感じています。遊びだしてプレーヤーが1周するだけで、指示を出す人、記憶係、戦略係などと役割が自然に決まっていきます。
ゲームは指示を出す人のペースでどんどん進み、一方で、聞こえてきた声に従って、言われるままに進めている人もきっといるはずです。対人同士の勝敗の時より個人の強弱の差が激しいときもありますね。

ゲームの上では次々とトラブルが起きてなかなかゴールしません。そのときに、悪いサイコロ目を出してしまった人や、記憶ミスなどで進めなかった人が「ちょっと〜」と突っ込まれることもあります。協力を楽しむはずが…??

そんな側面のある協力型ゲームですが、『勝ち負け』に比較して、『クリアする』という遊び方にはまた違った楽しさがあります。自分のタイプや得意なことを知るおもしろい機会にもなります。小さい子も交えやすいですね。サイコロ係など引き受けることが多いようですよ。

 

私は協力型ゲームだと誰かが頑張ってくれるから頼ればいいやって、ついさぼっちゃうタイプだな〜と気づいてしまいました!それぞれ、どんなタイプでしょうか?ぜひ店内で遊んでみてくださいね。