船から脱出、カルタヘナ

積んであったゲームも徐々にこなしていき、今日は『カルタヘナ』です。運だけではなく、戦略や駆け引きがあるので、大人も十分に楽しいと思います。
今、我が家は、大人2人に、小学1年生、4年生、6年生のメンバーなので、対象年齢8歳からのゲームが、家族みんなで楽しむのにベストです。(というか、私には8歳からのゲームが一番適応します。10歳からのものになると、ちょっと難しい。12歳からのものはルールを読む気になれない。)対象年齢8歳以上で、5人まで一緒にできるゲームが一番ありがたい。『カルタヘナ』はまさにそれです。
ところで、ゲーム人数ですが、私は、ドイツのボードゲームは、原則としてはそのゲームの最大人数で遊ぶのが一番楽しいと思っています。2人〜5人と書いてあっても、5人いたほうが面白いことが多いですね。『カルタヘナ』もそうだと思います。自分の番が来るまでに、場の状況が大きく変わるのがおもしろいのです。待っている間、計画を立てているわけですが、それがガラガラと崩れる展開、それが楽しいです。
そういえば、人生ゲームで遊んだことがありますが、あれはたくさんの人数でもできるのですが、べつに多いから楽しいというわけではなかったなあ。順番が来るまでかえってヒマでした。同じスゴロク系でも、『おばけだぞ〜』や『こぶたのかけっこ』は、最大人数がいたほうがおもしろいのにね。

『カルタヘナ』は、自分のコマを脱出させていくことが目的です。脱出させるために手持ちのカードを使いますが、うまく使うと一気にコマを進めることができます。一緒にやっている人たちのコマも、自分のコマを一気に進めるために有効に利用することができます。自分の配置したものが他の人の踏台になってしまうというこの悔しさ、思わず小学生も涙がこぼれてしまうほどです。そして、5人でやっていると、自分のコマをどう動かすかによって、誰かに対して有利で誰かに対して不利になるという状況が生まれます。その時、誰を不利にするか、家族の絆が怪しくなる時です。

子どもが小さい時から一切手加減なしでやってきましたが、最近は本当に親が勝てません。『カルタヘナ』の下位2名が夫と私でした。