お客さまと考える、遊びの環境づくり

MICKI 特急4両

今日、いらしてくださった方と一緒に、遊びの環境づくりについて考えました。
いくら良いおもちゃを揃えても、そのおもちゃを取り巻く環境によって、遊びが変わってしまうことがあります。家庭の場合と、複数組の親子さんが集まる場所の場合でも環境づくりは変わってきます。

環境づくりについて触れてみようと、事例を少し調べてみました。
そうしたら、当たり前かもしれないけれど、環境づくりを大切にしているところは、おもちゃ選びにも気を使っていました。良質の木製玩具が選ばれていました。

それで、やはり環境づくりで大きな役割をはたすのは『棚』というお話しになりました。
間仕切りになり、収納にもなる。どちらもとても大切です。間仕切りは、その遊びに集中するために重要。気が散らないようにということと、囲まれることで得られる落ち着きのための、両方の効果です。
そしてそこに整然とおもちゃが並べてあれば、遊びやすいし片付けやすい。
おもちゃが見えるように収納してあるというのはとても大切です。遊ぶときには、「これでこう遊ぶ」というイメージがわきやすく、片付けるときもまたそこに戻せばいいのだという安心感が得られます。

今日の環境づくりのお話では、ある程度枠の部分を先に考えるのも良さそうですよね、という方向に向きました。つまり、棚やついたてを先に、ということです。棚の中に入れるおもちゃは、最初のうちは少なくても、様子を見て増やしていくことができます。ここが落ち着いて遊べる空間である、と子どもが安心できることをまず大切にしていくと良いのではないか、と。

今後取り組んでいきたいのは、予算という枠の中で、どこまでハード面とソフト面をバランスよく折り合わせていけるか、ということ。理想ばかり並べても実現が難しくなるだけ。質と量のバランスも重要。良いおもちゃ、良い遊びに、少しでも多くの人が、多くの場所で触れる機会のために、続けて学び、情報を集めたいと思います!