おもちゃ選び

開店間もない頃は、カタログに載っているおもちゃをたくさん仕入れしていました。今よりずっと種類が多かった時期があったんです。お客様の選択肢は多いほうが良いという考えからでした。
それは、今もできるだけそうしたいのですが、ここ2年ほどは、これは譲れないという定番で固めて、他のものを置かなくなりました。スペースの問題が一番大きいですが、結局は私の選択を最優先にしたということです。
叩くおもちゃは、今は『ノックアウトボール』と『大工さん』の二種類を置いています。他にも『パロ』とか『バッティ』とか、本当にいろいろ良い叩くおもちゃがあるのですが、この2種類に絞りました。多分変わることはないと思います。型はめのおもちゃも、玉転がしのおもちゃも、そうです。店内の半分くらいは、そうやって決めた定番で構成しており、これらはいつ来ていただいても変わらないと思います。残り半分は、季節などで入れ替えています。入れ替えながら定番化しているものもあります。
例えば、食器とかグラスとか、生涯愛用する定番のものであれば、補充していくものですからいつも決まったお店にそれがあるという安心感がありますが、おもちゃはそういうものでもないです。なのにいつ来ても半分は変化がない、これでいいのだろうか?飽きちゃう?と思うこともあります。でも、そのカテゴリーの中でこれが一番と思うおもちゃを選んでしまった以上、やっぱり変えられない。だいたい、そのおもちゃの原型になったもの、要するに古くからあるものの順で定番率が高くなっています。後から出たものは、どうしても原型を参考にした真似のものになってしまう。だから、新商品が紹介されても、木のおもちゃに関しては、それまでのものを超えることが少ないです。
あとは、それぞれの年齢の、それぞれの性別の、幾つかの段階の価格のものをバランスよくそろえるように。おみやげやお祝いのご相談をお受けしたときに、条件の中でいくつかの候補をご提案できるように、そういったところでもっと工夫していきたいと思っています。

まだまだできることがあって、楽しい。

Email this to someonePrint this pageShare on FacebookTweet about this on Twitter