時間

ワークショップを担当したり、指導者として子どもと手作りの時間を持ったりする機会があります。材料と、試作したものをひとつふたつ置き、簡単な説明をして、あとは子どもの自由にお任せすることが多いです。
とにかく、いくら時間をかけても良いという環境は、子どものノビノビさせるものだと実感してます。学校の授業だと制限時間があるでしょ、うちの子なんかは、それで焦っちゃって、思い通りのものが作れなかったと凹んで帰ってきたりします。ワークショップで私が用意する材料は、いつも回転が悪くて使い切れないくらい、一人ひとりは、じっくりと取り組みます。それで、気がすむまでやるから、だいたい自分の作ったものに満足して持って帰ってくれます。
そしてついでなのですが、そうやって自分の製作に入り込むと、自分の世界にいるから周りに左右されなくなるのね。あまり真似っこというものが見られず、私は私、のものができあがるようです。

大人の役割は、教え導くというよりは、示し見守ること。それから、子どもが最大の力を発揮できる環境を整えてあげること。別に無理やり褒めまくらなくても、子どもが自分のやったことに満足していればそれでいい。評価されることより、自分で自分を肯定できる方が大切、と思います。

当初は特に明確な目的もなかったワークショップですが、何回か経験するうちに、そんなことを思うようになりました。

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