リアルということ

こちらをご紹介したいと思いながら考えをまとめました。

これは、チェシャーズファクトリーのプッシュホンというおもちゃです。電話のおもちゃですね。

以前、どこかの保育園で、事務室で壊れてしまった本物の電話を保育室のおもちゃとして使っているのを見て、なんだか納得出来ない気持ちになったことがありました。その時はうまくまとまらなかったのですが、今は少しその時に感じたことが整理できます。

『本物』『リアル』ということ。本物の電話を使うのだから、最も電話遊びがリアルになるでしょう…?
じゃないんですよね。かなり小さい子ども、多分保育園の1歳児クラスでも、自分のやっていることが『ごっこ』か『ほんと』かは、ある程度区別がついていると思うのです。そして、ごっこのときはごっこを思う存分楽しみたい。そこに本物の道具が入ってきたら、ごっこが楽しめなくなっちゃうんです。本物はやはり本物として使いたい。本当の通話ができるものであって欲しい。じゃあごっこの道具は本物とかけ離れていてもいいのかというと、そうではないですよね。だって、虚構の中で本気でなりきっているのだから、虚構の本物でなくてはいけないんです。キャラクターや電飾、電子音、それは単に虚構です。そこにごっこ遊びに応えてくれるリアルさはない。だから、電話ごっこにはこういうのがいいな、と。
おままごともそう。お下がりになった台所用品や100円のお鍋もおままごとの道具になるけれど、本物を使うなら本当の料理をさせてあげて欲しい。

こちらのプッシュホン、ぜひこのボタンを押してみて欲しいです。なんとも言えない程よい沈み感。それから受話器がマグネットでスッと戻る気持ちよさ。気持よく遊べますよ〜

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