戻りました

予定通りに、元気にドイツ研修から戻りました。荷物と体調を整えてからまた店を開きたいと思います。もうしばらくお待たせいたしますがよろしくお願いします。

今だから書けることがあります。
母が10日間海外出張で家を留守にするということで、長男はもう親から少しずつ離れ始めているので大きな影響はなかったようですが、次男に気合が入りました。三男に対する責任や家の仕事などやる気満々で、武者震いか、出発2日前に高熱を出しました。(それが、学校のスキー教室でニノックスに行っているところで発熱が発覚し、私、スキー場まで迎えに行きました!!!)これから留守にするのに病状を把握できなくなること、もし感染力の強いものであれば他の兄弟や親もかかるかもしれないこと、このことが心配でした。出発の日、次男の熱は下がりました。ホッとしたのもつかの間、三男は3年生で、まだお母さんの留守が心細い年齢だったようで、出発が近づくにつれ我慢できなくなって泣き始め、なんだか熱も上がってきたようです。でも、もう私も出発です。夫に託して泣く子とバイバイしなくてはいけませんでした。子どもの病気を自分が看ないのは初めてのことです。夫がドンと引き受けてくれたのが本当に心強かった。次男、三男と熱がでた。長男や親は今後大丈夫だろうか。長男は数日後に沖縄への修学旅行を控えていました。実行委員としても頑張って楽しみにしていたので、病気で欠席になるとかわいそうだな、とドイツについてからも考えていました。また沖縄で具合が悪くなると親が迎えにいかなくてはならず、私も留守の時にそれは大変だな、無事に行って帰ってきてくれるといいなと祈っていました。ドイツの終盤になって、みんなが元気で、長男も元気で戻ってきたことを知って、やっと気持ちが落ち着きました。

私自身はドイツ滞在中の方が普段より体調が良かったのです。ここ数ヶ月、気持ちはあるのになかなか体が動かない、考えることが面倒になる、おでこの上あたりに鈍い頭痛がある、よく眠れない、便秘がち、イライラ、そんな毎日だったのが全部消えました。憧れのドイツにてアドレナリン全開だったのかもしれません。でも、もしかしたら空気が良いのかもしれないと、何日目かに気づきました。これでも敏感な方なのです。携帯や子機で通話すると5分ほどでほてり始め頭痛がします。化学調味料が入った味はすぐわかります。化学物質に過敏なところがあります。目には見えないけれど、普段、放射能や大気汚染にかなり影響を受けているのではないかと思います。あのスッキリ感、呼吸が深い、久しぶりに体調が良いと実感できたこと、比較の機会があってこそわかったことです。あの感覚がなにより懐かしく、ドイツに戻りたいとしばしば思います。

アメリカに住んでいたことがありますが、アメリカ人がアジア人を見下す態度にはよく嫌な思いをしました。ドイツでもそうかな、と思っていました。でもそういう思いをしませんでした。旅行者に温かい人たちだと思いました。愛想はあまりないです。無骨という感じです。でも私は気遣いでニコニコされるのが苦手なので、ちょうど良かったです。決まりが好きで、それを守るのも好きなのが好印象でした。それは自分だけ得したり出し抜いてやろうという考えをしないからできることです。自分をより目立たせようとするから他より派手な電飾や音が必要になり、街の景観は自己主張でヒートアップしてしまいます。店の営業時間も長くなってしまいます。それがなく、落ち着いた照明、整った街並み、静けさに、心が落ち着きました。美というものが、機能美でできていることにも好感が持てました。予想はしていましたが、私の好み、気質が、ドイツとはとても合うもののようです。食事も大丈夫でした。

一方沖縄帰りの長男も、これも予想していましたが、沖縄がとても肌に合うと感じてきたようです。束縛を嫌う長男です。時間に追われるのも苦手です。あの子には南の島が似合うなと思っていましたが、やはりそうだったようです。私もそうだし、長男も変化して戻ってきました。

家族にも変化があったと思います。次男三男はお留守番に自信をつけ、もう大丈夫、お母さんまたドイツに行ってきていいよ、とニコニコ言ってくれます。夫には本当に助けられました。仕事に対しては、これからです。やりたいことをいろいろ見つけてきました。子どもたちのより良い将来のためにできることはまだまだありそうです。ドイツ、行くことができて良かったです。また少しずつ旅のお話続けますね。

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