人情話

羽咋市の千里浜というところは、車で砂浜を走ることができます。
”なぎさドライブウエイ”と名前がついていて、ドライブにはとても気持ちのよいところです。子どもたちにも見せてあげたくて、そこを走りました。
砂浜は順調だったのですが、ドライブウエイが終了して一般道に戻るときに、つい砂が固められていないふかふかしたところに突っ込んではまってしまったんですね。
今年の大雪でなんどか雪にははまっているので、その要領かと思い車を前後に動かしたりしてみましたが、雪と砂は違う。どんどん砂の中に沈んでいくのです。タイヤが半分くらい埋まったところで途方にくれていたら、なんと一台の軽トラックが通りかかりました。
見過ごされるか…と思ったら、とまってくれて、どうも地元の方で何度かこのような状況に遭遇しているらしく、少し車を動かしたりしてみてくれました、が、まったくダメということがわかり、その後しばらく待つよう指示をくれて、どこかへ走っていきました。
そして、仲間のトラックを連れてきてくれたのです。
この方たちはこの浜の漁師さんたちでした。ロープで車をつなぎ、ひっぱり出してくれるとのことなのです。
漁師のロープは、それは丈夫とのこと。
そして、感動的に鮮やかなロープワークを見せてくださり(ちゃんと引っ張ると締まり、緩めると簡単にほどける縛り方と言うものがあるのですね。)あっという間に2台の車はつながって、一人の方はトラックへ、もうひとかたは私の車を操作して、ひょいと車を砂から救い上げてくれました。
そして、よくあることだと笑って2台はさっさと別方向へ立ち去ってしまいました。

かっこい〜
海の男だね。ちょっと荒めだけれど心は優しい、うん、そんな感じ。
それから、砂に沈まないで一般道に戻る道を教えてくれました。

ますます職人(違うかな?!)尊敬度がアップするのでした。

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