運の扱い方を知るゲーム?!
このゲームは3ラウンドを繰り返すところにポイントがあります。副題に『台無しダイスゲーム』と書かれていますが、その意味がわかるのがラウンドが進んでから。
48枚のカードからラウンドごとに16枚ずつ使います。
48枚の内訳は、8色各1〜6までの数字です。
サイコロを振って、でた目と同じ数字のカードを取ることができます。最終的にはポイント争いなので、大きい数字が出てそのカードを取ることができれば有利になるはず。
どの色の4を取る?
でも、自分の取ったカードと同じ色の他の数字が場に残っていると、ラウンド終了時にはせっかく取ったのにその色のカードが除外されてしまいます。
しかも、一度取ったカードは最後までそのまま。そのラウンドでは除外されずに残っても、次のラウンドでその色が残ってしまうとせっかく守ったカードが除外されてしまいます。最終ラウンドで得点の高いカードがまとめて除外されてしまうとがっかり。台無しになるって、そういうことなのです。
前のラウンドで集めた黄色の高得点が最後に黄色の1が場に残ってしまったため没収…
運はダイスの目にかかっています。欲しい色の数字が出たらラッキー。
ラッキーを助ける特殊カードは強い味方です。持っていると有利な展開になるかも。
運のままに遊んでも楽しいのですが、考え出すと奥が深いです。どの色のどの数字がすでに出てしまっているか、他の人が集めているカードと失ったカードを思い出し、勝利への計画を練り始めると長考になることもあります。
そして願いを込めてダイスを振る。当てても外しても、ダイスは盛り上がります。
2人で遊んでも十分おもしろいです。3人〜4人だと、自分までもう一度順番が回ってくるかどうか、ドキドキが楽しい。繰り返して遊びたくなります。