おもちゃがこわれること

せっかく用意したおもちゃが壊れる。遊べなくなるし、悲しいことです。危ない時ももちろんあります。

なぜ壊れるのか。もともとの接着が甘かったなどの製造ミスもまれにあります。それは本当に申し訳ないことであり、メーカーも対応を再優先しております。
そうではない場合ですよね。壊れる使い方は、間違った使い方なんです。(もちろん、うっかりアクシデントもありますよ。お互い気をつけなきゃね。)子どもとは、大人の適切な関わりがないと、何が間違いかよくわかっていない存在です。全てやりたいようにさせてみるのが正しいとは言えない。人間でなくて動物でも、親は全てやりたいようにはさせていないと思います。

楽しそうにしているのを止めるのはしのびなくて言えないこともあるし、夢中で遊んでいるからちょっと目を離したいこともある。その距離感がよくわからない。→距離やタイミングを学びます。
このおもちゃがどこまで何をすれば壊れるのかわからない。おもちゃをよく知る方法がいまいちつかめない。→おもちゃをどうやって理解するか学びます。
自分がどう関わったら子どもが間違った使い方ではなく遊びによって高まる方へと向かうのかわからない。→どう関わったらいいか学びます。
どのように環境づくりをすれば遊びが発展するのかよくわからない。→遊びの環境づくりも学びます。
限られた数のおもちゃで限られた遊びしか思いつかない。→ひとつのおもちゃで遊びをふくらませる方法を学びます。

他にも盛りだくさんな内容、それが『おもちゃコーディネーター養成講座』です。力のあるおもちゃは、力量のある大人によって生かされます。おもちゃが好きだから、おもちゃの可能性を尊敬しているから、おもちゃを最大限生かしてくださる方が増えることが大きな喜びとなります。それが子どもへ、社会へとつながっていくことにワクワクします。おもちゃが壊れることも減ると思います。どうぞ、新潟での受講の機会をぜひご活用くださいね。