金沢にある園舎を見学させていただきました

金沢滞在中、先月の静岡のセミナーでご挨拶させていただいた園長先生の園を、見学させていただきました。

建替えが終わったばかりの、新しくきれいな園舎でした。
園長先生が、これからの保育への志を新たに決意されたことがあちこちに感じられました。子どもたちが過ごす園舎の設計は、遊びを左右する大切な環境のひとつであると思います。莫大な予算が必要な部分なので、簡単に理想通りにできるところではないですが、やるときはしっかり考えたいところだと思います。

設計は、園舎ならではの考慮が必要ですが、雰囲気は家庭が参考になると思います。裸足で歩いても気持ちのよい木材を床にするでしょうし、壁も落ち着いたものにするでしょう。特に園だからといって一般家庭とかけ離れた雰囲気にする必要はないように思います。
子どもが自分で自分の身の回りのことをやりやすい、また、途切れずに遊び、食べ、自然な流れで生活ができる設計であれば、それはご家庭でも参考にできることだと思います。今、『保育環境』はキーワードの一つになっていますが、ひとつのモデルとも言える園舎を見学させていただいたことは、とても勉強になりました。生活しやすい建物、さらにその中でより良く遊べる物的な環境と人的環境。子どもが幸せな国は幸せな国と言われます。理想は高く!