おもちゃのこれから

この度、多くの商品の価格が上がりました。22年おもちゃ屋を続けてきましたが、ずっとまあまあのんびりしていたのです。ここ数年です。急に価格が上がり、その品目が増え、同時に生産中止も増えました。そのたびに、高額であることが辛いです。大規模価格改定があるたびに、どんなに良いものでも、もう買っていただけなくなるかもしれない、と心配しました。

同じものがある日を境に値段が上がるのであれば、その前に購入するのは自然な心理です。私も含め、6月中には多くのおもちゃがお客さまのお手元に渡りました。店内で、onlineshopで、真剣に選んでいただきながら、おもちゃには価格だけでは測れない価値があることをお客様のお姿から教えていただいて、こっそり感動していました。

子どもが遊ぶためというのは大義名分であることがいい感じで浸透してきて、大人の自分がそのおもちゃが欲しくて側においておきたいと素直に口に出すことができて、迎えていただきました。仕事にしようと思ったくらいおもちゃに惹きつけられたので、共感していただけてほんとに嬉しいです。

今回はじめ、もうこの業界ダメかもと思ったくらいでしたが、今は、これからもずっと、おもちゃファンはいなくなってしまうことはないと強く思っています。なので、私の仕事は、その魅力をしっかりとお伝えすることと、これからも良いものが廃盤にならないよう何ができるか考え続けることだと、改めてはっきりさせることができました。おもちゃのこれから、店のこれから、しっかり関わっていきたいと思います。