ヨーロッパでつくられているおもちゃが生産中止になる理由はいろいろのようです。大きな会社だと、あまり売れなければバッサリ切ってしまうものがあるようです。
材料の調達が難しくなったという理由もよく聞きます。小さな工房だと後継者がおらず工房ごと閉じてしまうことも。小さいメーカーが大きい会社の傘下に入り、生産が継続されることもあります。
後継者がいない問題はきっと世界共通でしょうし、一代限り、創業者の感性に頼り、同じ物を継続することは難しい現実はどうしてもあるでしょう。これはもう残念だけれど仕方ない、せめてその製品を長く大切にしようと思い、店に置き、手元にも残しています。
力不足だなあと思うのは、良いおもちゃと思って扱っているものが輸入品で、日本人の嗜好とはとても相性が良いのに経済的なバランスが取れていないゆえにメーカーさんを支えられないものについて、です。ヨーロッパを旅して、デザインやライフスタイルは北欧は本当に素敵。でもおもちゃはそんなに普及していない印象でした。自然をより大切にしていると思いました。これはこれで日本の感性とも良く合うのですが、室内で過ごすことも多い地域なのだから、おもちゃももっと使いこなせても良いのではとも思います。
その点、日本はおもちゃが大好きだと感じます。園も、個人も、手に入れやすいならもっともっと手元において楽しみたいと思う。でも、今のバランスだと引くほど高価です。こんなにおもちゃが好きな日本が、もっともっと支えることができたら続けられるメーカーさん、商品もあったのではと思うことがあります。力不足とは言え、では何ができただろうかとはいつも自分に問いかけますが。
おもちゃとの出会い、おもちゃとの別れ。おもちゃに関わることができて良かったなと思います。








