群馬県立館林美術館『チェコのおもちゃとデザイン』展

高崎で朝。車で1時間ほどの館林市へ向かいます。群馬県立館林美術館『チェコのおもちゃとデザイン』展を目指します。

店名krtekはチェコ語です。店を開くときからチェコのデザインを好んでいました。教育的なおもちゃはドイツやスイスに比べると目立ちませんが、素朴なかわいいものがたくさんあります。また小さい工房が多く、日本まで届いていないものが多いです。

チェコのおもちゃにはなんというか、ゆるさがあるように思います。それから素朴。よく言えばで、まあ大雑把とも言えなくはないです。木製品については塗装なし、ニスなしも多い。今回の展示で、チープなプラスチックトイにも力を入れていたことを知りました。

2020年におもちゃ屋仲間でドイツを訪れて、それから私一人チェコに寄りました。プラハのみの滞在でしたが、ドイツと比べていろいろ違いを感じました。ドイツはキチキチカチカチしていた。夜はお店が閉まって暗かった。プラハでは夜でも賑やかでした。ドイツは旅行者に対するサービス精神が希薄!と思いました。プラハに入ると、街が旅行者慣れしていて、welcomeを感じました。その雰囲気の違いがそのままおもちゃにも出ているような気がしました。私はどちらも好きです。きっちりしたのも、ゆるいのも好き。洗練されたのもかわいいのも好きです。だから、ドイツもチェコも私の好みでは両立します。

チェコのプロダクトを見て、色使いに目が行きました。使う色数が3から4色で、その組み合わせと配色のセンスが素晴らしい。どうやったらこの色を出し、組み合わせることができるんだろう。北欧のくすみカラーともまた違う。

プラハを訪れたのは2月でしたが、中欧の空気の色といったらいいのか。環境は作品に影響を与えますね。

赤、青、白の組み合わせはどこにでもあるのだけど、いい赤、いい青です。36色の色鉛筆セットの中にもない赤と青だと思います。

遠くまで行って良かった。チェコを含む中欧のおもちゃをもっと見つけに行きたい思いに駆られています。

館林美術館の建物や周辺環境も素晴らしかったです。館林はうどんが名物とのこと。太さといいい、硬さといい、好みに合うおいしいうどんでした。