さあ、帰りましょう

帰国便は午前のフライトです。3時間前に空港に着くことを考えると空港ホテルに前泊が安心です。ましてや昨日の空港への移動の大失敗を思い出すと、当日移動していたらきっと帰国便には乗れませんでした。空港ホテルはターミナルから歩いて5分の場所にあり、朝ゆっくりしていても余裕で安心です。もう雨に濡れることはありません。スウェーデンは上着が必要でしたが、帰国したらまだ暑いでしょう。防寒着もスーツケースに入れて預けちゃいます。

空港内で朝ごはんを食べて、ちょっとおみやげ屋さんでお菓子を買ったり。日本から仕事関係の連絡が入り、PCを開いてギリギリまでできることをやっていました。これから15時間ほど情報から離れます。続きは到着してから。

機内の座席、行きも帰りもそうだったのですが、私が事前に予約したときは、空いている良い場所を選んでいるんです。で、チェックインが始まるとまだ座席が決まっていない人で埋まってきます。それが、スウェーデン現地の方々なのですね。お友達同士で日本から戻る、または日本に向かう。なのに、ポツポツ空いた席にバラバラに座ることになる。ある程度搭乗が進むと、交渉が始まるんです。『私たちは友達同士で来ている。だが席が離れてしまった。変わってくれないか?』と。私も、大柄なスウェーデンの男性がお友達から離れてぽつんと隣りにいるより、日本人女性の隣に移ったほうが気楽なので構わないのですが、座ってすぐにエアお座布団を膨らませ、ベルトを締め、長距離フライトに向けてなるべく快適な空間を作り上げてさあ!というときなので仕切り直しは面倒です。先に近くの席を一緒に取っておけないのかなあ。

帰りのチェックインカウンターでも、小さい子をお連れのご家族が席が離れたらしく、ANAのカウンターでずっと交渉していました。私たちはfamilyなんだ。なぜ離れて座らなくてはいけないのか?と。

訪れたヨーロッパは個人単位なのはそうなのですが、パートナーやファミリー、友人との連帯感は日本よりずっと強いと思います。一緒にいるということに対して高い価値を感じていると思う。とてもよくおしゃべりするのです。電話でも、対面でも。一緒に申し込んだ人の席を離すということに対して、日本の人はまあ仕方ないか、ちょっとさみしいし不便だけれど、と受け入れますが、その点は譲れないみたいで興味深かったです。

順調なフライト。予定通り羽田に到着し、荷物受け取りや入国、検疫も問題なく、すぐに到着ロビーに出ました。東京駅の混雑が落ち着いた時間に新幹線を予約し、昼過ぎに新潟に着きました。そのまま店へ行き、続きの仕事をいくつかして、自宅に帰宅。

転んでヒヤッとしたこともありましたが、無事に戻ってこられてありがたいです。

『旅するおもちゃ屋』の試みは手探りで、形にしていくにはまだまだいろんな経験をするのだと思いますが、お役に立てますよう磨いていきたいと思います。