トムテクトは、カプラを発明したトム・ファン・デア・ブリュッヘン考案の新しいおもちゃです。使うのは薄い板とジョイント。この薄い板がカプラのようですが、カプラとはサイズや質量が異なり、基本のサイズのものは、カプラより細長く薄く軽いです。トムテクトの板の質については、木目が確実に平行(柾目)になるように工夫した木を使うことにより、極度に軽い板でもねじれない、高品質を達成しています。
カプラがワンサイズなのに対して、さまざまなサイズを揃えたセットもあります。
軽いので、板だけカプラのように遊ぶというのはちょっと難しいです。安定感がありません。そこに安定を加えるのがジョイントパーツです。
このパーツにも機能の異なる種類がいくつかあり、組み合わせることでさまざまな表現が可能になります。積むのではなくつなげることで、空間を知覚する力に、より働きかけています。
長さが違う板の組み合わせ。崩れないので小さなお人形を加えて実際に遊べますね。
白木にブルーのジョイントは強い印象を与えます。使い方によっては美的な観点でのポイントにもなりそうです。
木を使って構成するものは、ずっと木を手全体で握って濃厚に木質を感じています。このときの感覚が、人と木は相性が良いことに気づかせます。
思い描いたイメージを形にするのにどのパーツをどう組み合わせるか、手も頭もフル稼働です。指先の巧緻も求められます。手軽にお試しできるセットから大物も作ることができるものまで4種類のセットがあります。店内では190のセットをサンプルに出しています。お試しくださいね。
トムテクト180
トムテクト190
トムテクト420
? トムテクト1000