スカリーノの魅力

スカリーノ

プロ棋士藤井聡太さん四段の活躍によりキュボロが広く注目され、すぐに品切れしてしまっております。店内ではご予約順にご案内させていただいております。よろしくお願いいたします。

そんなキュボロの活躍の中で、ぜひスカリーノもその魅力を掘り起こしてあげたい!ということで、家族も巻き込んでスカリーノのサンプルモデルを組み立てました。
スカリーノも以前はそのままサンプルをお出ししていましたが、まず箱からパーツを出してみるものの、はっきりわかるような傾斜がレールについていないため使い方がわかりにくく、何だかうまくいかない…ということでそのままになってしまう、そして箱に戻すのがパズルみたいで大変、その繰り返しで、あまりサンプルとしてうまく機能していなかったので一旦引き上げたのでした。
やはり、モデルを組んでボンドで接着して、実際に遊びながらパーツの使い方を理解していただくのが一番スカリーノが伝わるのでは、と思い、固定したものを用意しました。

キュボロもスカリーノも、積み木を組み立ててビー玉を転がすという点は同じです。ただ、それぞれで遊ぶとまたタイプの違う遊びであることに気づきます。キュボロはパズル的です。ビー玉が転がる道を追求していきます。一方でスカリーノはデザイン性が高いです。薄くて平らなレールなので、90度ではないつなぎ方も可能です。起点と終点も、簡単に、何箇所にも設定できます。キュボロは、ビー玉を転がしてこそ真価を発揮しますが、でき上がったブロックの塊自体にはそれほど個性はありません。しかしスカリーノはでき上がったあと、ビー玉を転がさなくても眺めていたくなるような造形ができます。
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他の積み木やお人形を足して、玉転がしのワールドを創造的に、また視覚的に楽しむことができます。収納用の木箱はこういうときにも便利だと思いました。

というわけで、キュボロはキュボロ、スカリーノはスカリーノ、どちらも楽しく素晴らしい玉転がしの積み木です。どちらも組み立て済みサンプルで遊べますので、ぜひ触れてみてくださいね。