保育study:分科会B

保育study2日目はそれぞれお選び頂いた分科会です。分科会は午前にABCからひとつ、午後にもABCからひとつ、全部で6つの講座から2つ受講していただきます。
分科会Bの講師は畑直樹さん。B午前は未就学児のためのアナログゲーム、B午後は学童期以降のアナログゲームです。

私が育った家は、ボードゲームで遊ぶ家でした。母は帽子取りゲームとダイヤモンドゲームが大好きで、繰り返し遊んだことを覚えてます。あと花札、かるた(百人一首)も母でした。父は、トランプ、オセロ、麻雀、株札。実際のところ、こうやって並べても遊んでいた場面のことはそれほどは覚えていません。ただ『楽しかった』という印象が深いです。とても良い思い出です。それで、ごく自然に、店を開いた日からボードゲームを扱い、家でも子どもたちとゲームで遊ぶ習慣を持ちました。13年経って、じわじわとボードゲーム流行の波が来ていることを感じます。店のゲームコーナーの充実度が上がってます。一緒に遊んできた子どもたちもゲーム好きに育ち、家族でゲームをするとなると集まってきます。私の大好きな時間です。

ボードゲーム大国と言えばドイツ。子どもも大人もゲームで遊びます。保育園にも図書館にもボードゲームが置いてあるし、スーパーマーケットや空港でもボードゲーム販売コーナーが大きなスペースを取っています。そんなボードゲームって、一体なに?なぜ保育園にまで取り入れられ、家庭でもこんなに遊ばれているのでしょう。また、すでにゲームの楽しさを取り入れているところでは、子どもたちはゲームは大好き、でもこんな時はどうしたらいいの?もっといろんなゲームを選びたいけどどんなのを選んだらいい?異年齢が一緒に楽しむには?やればやるほど、疑問が湧いてくると思います。

分科会Bでは、そういったゲームのことを体験を交えながらまるごと学んでいきます。
午前中は、小学校入学前の子どもたち対象を中心に、午後は、学童期以降を主に対象とします。いずれも、子どもの集団だけでなく、家庭でのヒントも取り入れられたらと思っています。学童期以降では『ちょっと気になる子』へのアプローチも含めていくようです。

講師の畑直樹さんは、ドイツでの保育経験から、保育にゲームは大切!と開眼し、ご自身で輸入、普及活動をしています。新潟市でも、保育園や学童保育にだんだんとゲームが導入されています。そこに通う子どもたちもよく遊んでいるようで、ご家族で店内に来られると「あ、これひまわり(学童)にある!おもしろいんだよ、やろう!」とお父さんお母さんを誘い、ちゃんとルールを伝えて、しかも本気の大人に軽々と勝って見せています。まだまだ、ボードゲームは奥深い世界です。続きは保育studyでお聞きください!