傾向なし!

取材をお受けするときなどよく「店内の売れ筋商品はなんですか?」「おすすめのおもちゃを」と聞かれます。いつもとても答えに困っています。コレが売れ筋というものを感覚で感じられていないからです。

今年はじめ、レジをPOSに変えました。驚くくらいいろんな事ができます。在庫数の管理はもちろん、お取り置きとか、いろいろ、これでも多分機能の半分も使えてないですけど。販売の数量を順番で表示することもできます。それでこの質問の答えが気になって『売れ筋』を知るために数字で見てみました。

自分の感覚が数字になっていました。突出して数の多いものはありませんでした。店中の品物が種類は多く、数字は同じくらいでずーっと並んでいました。『売れ筋』のない店であることはわかりました。

自分なりの分析ですが、お客様がご自身の判断でおもちゃを選ばれているように感じています。これが売れているから、これが話題になっているから、という理由ではないということです。遊ぶお子さんはみなさんそれぞれに個性がありますから、お子さんに合わせたらその数だけいろんな種類が選ばれるのは当然のことかなと思います。

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店内に何種類くらいおもちゃがあるんだろうと思っていましたが、今在庫があるものだけでも2000種類以上あって、小さい店のどこにそんなにあるんでしょうね。ただ、現在おもちゃの種類は多いですが、実は遊びの種類はそこまで多くありません。積木だけで何種類も、ビーズだけで何種類も、マグネットだけで何種類もというような構成になっています。遊びの種類はもっと多様ですが取り入れていないものもあります。そのためお探し中にお詫びすることもあります。かなり多くのものは取り寄せできますので、どこかで見かけて気になられたものや、遊んでお気に入りになったものなどはぜひお問い合わせください。

今後もきっと、売れ筋とおすすめを聞かれたら、全部です、という答えになると思います。誰かにピッタリの何かが見つかるといいな、と毎日願っています。