「子どもと一緒に覚えたい」シリーズです。
2018年現在3冊出版されています。とても美しく、また生活に即した、子どもにもわかりやすい詳しい知識が記されています。
【道草の名前】
どこにでも生えているよく名前も知っている草花から、見たことはあるけれど名前が分からない雑草まで、知っておいてほしい道草を1つずつ丁寧に、花、葉、茎、種、生え方、その草花を使った子どもへの遊び方と、似た植物までイラストと写真で紹介しています。
いっしょにお散歩に出かけた時に見かける名も知らない植物、子どもが摘んで帰ってくる草花、調べてみましょう。風景の見え方が変わってきそうです。
【野鳥の名前】
絵がとても美しいです。聞こえてくる鳥の声で季節の移り変わりを感じることがあります。室内にいても雨上がりを知るときがあります。とても身近な生き物なのですよね。でもあまりよく知らないことも多いです。手にとって眺めることで関心が深まりますね。実は身の回りにはいろんな鳥が暮らしています。
【毒性物の名前】
身近な生物で、危険な「毒」を身に付けている生物を詳しく紹介しています。その毒の種類や症状、遭遇度レベル、危険度レベル、生息エリアやよく出会う場所、季節、その毒生物を避けるための予防、対処法、似た生物との見分け方など細かく掲載しており、その動植物に出会った時には身を守る知識ともなるでしょう。多分、その見かけから美しいけど毒々しい何かを本能的に感じる力は備わっていたと思うのです。子どもたちはどうでしょうか。避けるばかりではなく、きちんと知ることも大切ですね。