「入れる」「外す」という動きを促すおもちゃです。穴に合わせて入れ込む難しさと楽しさを通して、手先をコントロールすることを知ります。固定された棒から抜き差しすることは、ビーズのひも通しなどの前段階にもなります。さらにパーツの大きさの違いやデザインも楽しめます。
外すのが好きな時期、外したあとのパーツに関心がある時期、入れるということに興味を持つ時期、シンプルなおもちゃですが発達段階によって遊び方も変わってきます。そのときにやりたいことが充分に楽しめると良いと思います。
NIC社の3点シリーズは小さな子の手に合わせたサイズで、棒の先が丸く、パーツがなめらかに動き、音や手触り、色使いも感覚に心地よくおすすめです。
ステッキタワーA、ステッキタワーBは大きさに段階があり、秩序へのこだわりを助けます。
【ステッキマイケル】
少し縦に長く、パーツに規則性がありません。顔がついているのは楽しいです!
デザインするのは大人にも楽しいですね。
【ステッキタワーA】
パーツにひっかかりがありません。手のひら、また指先でパーツをつかんで外します。
パーツにわかりやすい上下があり、どちらを上にするかで見た目がずいぶん変わります。
【ステッキタワーB】
パーツに指をひっかける凹凸があるので下から持ち上げて簡単に外せます。
円錐形は順番の違いがわかりやすいです。
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ご家庭で
ステッキタワーA、ステッキタワーBはおすわりが安定したころから、棒から外すということにおもしろさを感じているようでしたらちょうどよいおもちゃだと思います。ステッキマイケルは1歳半ころから長く使えます。
園で
0歳児さんから使っていただけると思います。満3歳になる頃はステッキマイケルのデザインも楽しめそうです。3種セットのパーツを混ぜて一緒にして置いておき、好きなように分類してさす遊びなど、色や形にも注目して遊べます。