バウハウス展に行ってきました

新潟市美術館で企画展となっている、「きたれ、バウハウス ーアート/デザインの原点ー」鑑賞に行ってきました。

バウハウスの取り組みに関心を持ったのは、店で扱っている中に、ネフ社が製品化したバウハウスのおもちゃがあることがスタートでした。
ですが、知るほどに、ドイツを中心としたヨーロッパの文化的、歴史的背景から、芸術にとどまらず、哲学的な思想にまで及ぶ影響にますますおもしろさを感じ、全国5会場の展示の中に新潟が含まれていること(しかもスタート!)を知ってこの展示を楽しみにしていました。

大雑把ですが、アート(デザイン)ってとても大切だと思います。人としての活動に切り離せないものでしょう。
機能は美しさでもあり、道具を使うことのできる人間は、機能を求めるなら自然に必然的に美を求めるものだと思います。また、ますます飛躍的ですが、それは日常の平和な営みに通ずると思うのです。だって、身の回りが使いやすくて美しいとストレスは減りませんか?

芸術教育に関して、新潟市でもいろいろ予算を削っていってるみたいですけど、そんな中でもいい動きはたくさん起きてると思います。数字にならないことや、見えないものは、感じるしかない。鋭い感性を育てる仕事ができたらいいなと思いました。
扱っているおもちゃについては、デザインも大切にしています。


昨日久しぶりにいらしたフランス人のお客様から、休暇で訪れたエストニアのタリンという町が本当に良かったと強くおすすめしていただき、いつ行こうかと妄想していました。
今日訪れたミュージアムショップに、タリン在住の作家さんの陶器のお家が並んでいて、タリンに呼ばれている妄想がさらに膨らむ。

これまでの人生に全く関わってこなかった地名に2日続けて出会うとは。
このご縁に、真剣に一軒選びました。