トランスパレントとみつろうのWSを開催しました

今日は、「クリスマス・トランスパレント&みつろうWS」でした。
ご参加のみなさま、ありがとうございました!

子どもさんたち、のびのびと取り組んでくださっていたと思います。
大人の方も、お子さんの表現を楽しみ、一緒に喜んでくださり、和やかな良い空気を感じていました。

表現活動の最初から、できれば良い素材に触れていただき、心のままに表現する経験を重ねていただけたらいいなと思っています。
ワークを通して「自分で選ぶ」という行動をしていました。
どの色の紙を使う?どの順番で貼ろうか。

私は、自分が保育園児だったとき、友達のお絵かきが自分より上手と感じ、自分になかった表現(女の子が腕にバッグをかけている)に衝撃を受け、こっそり真似したことをずっと覚えています。真似したと指摘されないかヒヤヒヤして、先生に出すときに下に隠したことも覚えています。仕方のないことだけど、その頃描いていた絵に、色や透明感が美しいと感じた記憶は全然なくて、描き方ばかりに目が行っていました。

そこではなく、お父さんお母さんに守られて、思う存分、自分で選んだ色で表現したことに満足を感じる、一緒に喜んでもらえることに意識が向くと、私が経験したような、表現したことに恥じ入ることがなく、自分の意志で行ったことに「これでいいんだ」と思える気持ちがひとつ積み重なっていくと思うんです。それは、その先に続く表現活動にも影響すると思います。

そして、一緒に窓に貼って鑑賞し合うそこには優劣がなくて、みんなのステキがあつまるともっとステキ。今日一緒にワークができてよかったね、って。いつもワークのあとは店内で二次会みたいになるんですよね。良い空気がそのまま店内に流れてきます。

 

新潟の11月末には珍しい、暖かく、お天気の良い日でした。
光を通すワークがより美しく映えました。
良かった良かった。寒いのが一番心配だったから。


 

大人の時間は、もう、黙々と。

大人になると、こんなスローな時間を日常に取り入れることがもったいなく感じるほど忙しいです。
あえて、もう参加しちゃったからこの時間を濃く楽しむしかない状況で、じっくりワークに取り組んでいただくことが、ささやかだけど贅沢なのかもしれません。
また、明日からがんばりましょう。

 

店の方にも、たくさんのお客さまにお越しいただきありがとうございました。
履物が廊下にはみ出していました。ありがたいことです。ゆとりがあると言えない中で、楽しそうなお声や笑顔が励みです。少しでも居心地良く過ごしていただけますよう、工夫していきたいと思います。