おもちゃに対する思いの発信地

今日はニュルンベルクおもちゃ見本市1日めです。世界中のおもちゃを紹介する人と、仲立ちして広める人が集まります。

入り口でいつもの謎のキャラクターを見ると「ここに来たな」と思うし、中央入り口の赤いロングコートのスタッフのお出迎えを受けると「よし」と気合が入ります。昨日までキャーキャーお客さんとなってショップでおもちゃを選んでいたときと顔が違うかも。

お客さまにおもちゃが渡るまで、いろんな人の手をおもちゃは通っていきます。クルテクは、お客さまに直接おもちゃを手渡す最終段階の役割です。メッセには、おもちゃを実際に作っている最初の人から、何段階もの人が来ています。お客さまに一番近い私たちおもちゃ屋が、作り手さんの思いを直接お聞きして、感動して、その感動をお客さまに伝えることのできる機会は貴重です。

モノを見に来ていますが、モノより人に感動しています。いいモノは、素敵な人が作っていると断言します。日本におもちゃを輸入してくれている会社さんは、モノ選びもさることながら、ヒトを見る目が信頼できることに安心しています。

代替わりした若い社長さんは、時代に合わせて良いものを残すことに若いなりの感性で取り組まれていて、それは、伝統に沿っていないかもしれない、でもきっと歴史はその繰り返し。思いは継承されています。だから、おもちゃ屋も責任をもって思いを伝えていかなくてはいけないと改めて思いました。

ドイツに来てから毎日1万5千歩以上歩いています。足の指の皮膚がなんか辛い💦街の薬局に入ったら、ケア用品がいろいろありました。ドイツ人も靴ずれに悩んでいるんだな!