繰り返し、新しい工夫、今の必要

今日はまたレイアウト変更です。
これまでと全く逆の方針、極力触らず、話さず、時間をかけずにおもちゃを選んでいただくための工夫なんて、15年間考えたことありませんでした。
子どもさんが持っている遊ぶ力(集中力、持続力、主体性、全身の発達など)が、おもちゃによって引き出される場面は、おもちゃ選びの大きな手がかりで、私も遊ぶ様子を見させていただいておすすめを選んできました。

今は、最優先事項が「感染を防ぐ」です。
おもちゃを選ぶときも優先を変えてはいけません。長時間さわっておしゃべりすることは感染のリスクを高めてしまうことで、しかも、それは長期的なこととして考えなくてはいけないようです。

だから、店内を変えなくてはいけない。繰り返し見直しています。
もう、この点は折り合いをつけなくてはいけないのですが、小さいお子さんほど、遊ぶものがないと大人の仕事が増えます。止めたり、追いかけたり、片付けたり。
環境が子どもの行動を変えるということを実験しているかのようです。子どもさんの動きが大変なのは、興味を持って集中できることがないからということはありますね。
遊び込める環境を店内に設えることは控えなくてはいけないので、大人は少し大変になるかもしれません。よろしくお願いします。

おもちゃは、年齢や遊びの種類でお探しいただくことが多いので、遊びの種類ごとにまとめました。

ラトル、プルトイ、ゆらゆらバランス、入れ子、スロープ、ペグさし、車、おままごと、積木、ごっこ…
同じ遊びのおもちゃ仲間同士で、そしてその中で発達を追っての配置に変えていきました。

順次になりますが、解説カードをおもちゃに添付しています。
また、どうしても、音や動き、質感は実物を見ないと把握しにくく、そういったおもちゃはご覧いただけるよう、大人には手が届くところに並べています。

動かすたびに、少しずつ新しいスタイルができあがっているように感じます。
HPでのおもちゃ紹介も、新しいスタイルのために工夫できることのひとつだと思います。

どちらも、今後も続けていきます。