母の日の由来を知る

母の日の由来を調べていました。けっこういろいろあり、国によっても日付が違うこともわかりました。アメリカでは5月の第2日曜日で、日本もそれに倣っていますが、全世界的ということではなく2月だったり10月だったりする国もあるようです。

アメリカにおける由来は、教会の日曜学校の教師をしていた老婦人が亡くなり、その娘が、母を偲び記念したことにあるようです。その命日が5月の第2日曜日であったという説あり。旧約聖書の出エジプト記に、有名な十戒がありますが、その中のひとつに『あなたの父母を敬いなさい』とあります。娘はそれに忠実であったということ。お母さんそのものに対してありがとうと言うこと以上に、見えない存在に対してお母さんという大切な物を与えてくれてありがとうと感謝するのが本来のようです。

何事も、本来の意味に戻るとほんとうに美しい。モノで表現しようとすると、本来の意味をだんだん忘れ、モノのほうが中心になり、さらに商業用の道具になってしまうのが、ちょっとつまらないなあと思います。そういえば、近くのスーパーでは『母の日は、妻の日』とか書いてあって、子どもだけでなく夫にも何かプレゼントの脅迫をしていたような…まあ、夫婦が敬いあうのも大切なのですが。