研修のご案内

昨年から市内にある園に継続して関わっています。アドバイザー的な立場ですが、私はパイプ役で、講師によるリモート園内研修を続けて受けてもらっています。
園内研修は、子どもと育ち総合研究所主任研究員、宍戸信子先生にお願いしています。今日は、新年度を控えていよいよ具体的に切り込んでいきました。

始まる前、先生たちのお顔には不安が広がっていました。保育を変えていくということは、必要があっても大変なことです。どうやってその覚悟に向き合うか。
研修が進むにつれて、先生たちの表情がワクワクに満ちたものになってきました。「やってみたい」「おもしろそう」そんな声が上がり始め、PCのこちら側とあちら側で拍手、ハイタッチの勢い。
研修で名案を提示してもらったわけではないのです。考え方のちょっとしたヒントに気づくことで、先生たちが自分たちで気持ちを上げていかれたのですよね。

研修って大事だなあと思いました。保育を担っていくスタッフが一緒に同じ研修を受けていることも貴重な機会です。
考え方のちょっとしたヒントの根っこにあるのは、全て「子ども中心の視線」ということ。
保育には大人の都合で決められていることが多すぎるのは仕方ないこと。いろんな事情があります。あちらもこちらも立てなくてはいけないから不安になってしまう。でも、心持ちを切り替えるだけで、不安が期待にも変えられる。

集まっての研修の機会は減りました。私も主催できないし、自身の参加も見合わせています。
継続してインプットしてきたから持ち続けられる気持ちやステップアップがあります。その機会が減ることは、充実した仕事にも影響を与えてしまいます。同時に新しい工夫もされています。

3月7日に子どもと育ち総合研究所さんのオンライン研修があります。
テーマは【受け入れ=保育と関わりを“デザイン”する】
進級・新入園の子どもたちを迎え入れ、新年度を順調にスタートするための準備に欠かせない「保育環境の整え」「保育内容(カリキュラム)の決定」、そして日々の保育教育活動での「子どもとの関わり方」を取り上げます。

新しく迎える子どもたちとの1年を前に、東京や大阪や新潟での研修へのご参加は難しい方にもチャンスです。
子どもを主体とした、そして先生たちも生き生きと主体的な保育のきっかけづくりとしての研修へのお誘いです。詳細は子どもと育ち総合研究所さんのご案内をご覧くださいね。