小さい子のゲームとストーリー

はじめてのゲーム・果樹園

3歳になりたてさんくらいの方と、これからボードゲームを楽しんでいきたいね!とゲームを一緒にお選びする中でのこと。

その頃の年齢ですと、理解できることや言葉が増え、ゲームで遊ぶことができるようになってきます。でも、ゲームならではの勝ったり負けたりより、大人と一緒にワクワクした時間を過ごすことや、ゲームのストーリーを楽しんでくれてるみたいとよく感じます。

セッティングするときから物語が始まります。
果物畑にね、たくさん実がなりましたよ。赤いこれ、なんだろう。みどりのこれは?(ピーマン!って言われました)セットを手伝ってもらいながらお話を進めます。最後にカラスが登場です。
小さいお子さんにとって、ゲームは絵本を読んでもらっているような感覚なのかな、そしてこれからどうなるの?という気持ちが伝わってきます。

ゲームを進めながらお話が続きます。サイコロを振るたびに物語はどこへ進むか、ドキドキ。中にはカラスが出るとやめてー!って本当に悲しくなってしまう方も。それも含めて楽しんでいただけて嬉しいなと思っています。

小さい子向けのゲームにはストーリーが書き添えてあるものもたくさんあります。ゲームを作られる方もよくわかってらっしゃるんだなあと感心します。自分でお話を作っても楽しいと思います。ゆったりとおしゃべりを楽しんでくださいね。