タワーの魅力
タワーは、大きさの違う入れ子のカップです。一番小さいピースは、カップではなく円柱です。きれいな円柱にくり抜かれ、ひとつひとつがなんとも言えない心地良い感覚でスッと収まっていきます。一見地味ですが、気品を感じるおもちゃです。
タワーに出会ったとき
あざやかな赤色に関心を持ち、手を伸ばすことでしょう。小さい子が、自分で扱えそうと感じる大きさです。
もしかしたら倒れてしまうかもしれません。中身が飛び出し、コロコロ転がっていく様子を見つめます。つかんだり、口元に運んだり、裏返して様子を見たりするかもしれません。
少し大きい子なら、入れ子に戻そうとするでしょう。大きさの順にあまり関心がない頃なら、どんどん入れて余るかもしれませんし、きっちり入ることに楽しさを感じていると、大きさの順に入れることにこだわりを見せるでしょう。
タワーは、裏返しにして積むこともできます。大きさの順があっていれば、円すいの美しいタワーになります。適当に積んで芸術的なバランスが見られるかもしれません。
おままごとのカップに見立てられるかもしれません。コップに飲み物を注いで飲む真似をする様子も見られるでしょう。
心地よさと楽しさを感じながら、遊びが広がり、深まっていきます。