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おもちゃコーディネーター養成講座・新潟2022レポート

6年ぶり5回め

11月5日〜6日に、おもちゃコーディネーター養成講座in新潟が開催されました。新潟では2013年に初めて開催し、今回は6年ぶり5回目となります。早くから定員が埋まり、満席で行われました。

新潟開催を決めたきっかけ

学びの場のご相談を多くいただいていました。クルテクを訪れておもちゃを探してくださったり、相談してくださったりする保育者や支援者の方々が、現場で直面している疑問や悩みの解決の糸口を探しておられることが伝わってきていました。なんとか、目の前の子どもさんやそのご家族や自身からしんどいことが減って、楽しいことが増えて、この先よりよくその子らしく育って行くことはできないものか、との願いからのご相談だと受け止めていました。個人レベルで達成できたら、それはクラス単位から園全体という規模で叶っていくはずです。

講座では、始めと終わりに一言ご挨拶させていただきましたが、終了後に少しお話させていただきましたように、その願いが私にも共感できるものであり、思いの共有を同じ学びを通してできることに希望を持って、新潟での機会を進めていきました。そのことに信頼を寄せていただけたことが何より励みになったことです。

【おもちゃ】ではありますが

講座のタイトルが『おもちゃコーディネーター養成』なので、ひとつひとつのおもちゃの詳しい解説や使い方、与え方を学べるのかな?という印象を与えているのではと思います。その点では、あまりそういう観点ではないでしょう。講座中に、大工さんの詳しい解説がありました。

ハンマーが危ないから、対象となる年齢域が狭そうだから、とマイナスに考えていたことがスルッと解決しました。その実例を元に、自分たちがひとつひとつ教材(おもちゃ)をよく知って解説できるようにならなくてはいけないこと、適切に提供することの意義を知ることが目的でした。おもちゃ講座、ではなく、コーディネーター養成なのですよね。コーディネーターとはなにか、いろんなコーディネーターがいますねというお話から、治験コーディネーターというものの存在まで新しい知識を得つつ、つまり、おもちゃの解説というより、おもちゃを必要な人に適切につなぐための学びなのでした。それが、なぜ石ころや棒きれだけじゃなくておもちゃも、なのかも。よく考えて作られた良いおもちゃは、石ころにはできないことを持っているのですね。

どうやっておもちゃのことをよく知るか、どんな人につなぐのか、自分から子どもの立場で遊んだりもしながら体得していきました。いくら会場にたくさんのおもちゃがあると言っても、全部の実例を解説されても覚えきれないし、必要なものや場面は人によって違う。それよりも、自分で生み出せるほうがずっと自由だし効率的。頭を使いましたし、難しいと感じたこともあったと思いますが、楽しかったですね!

新潟会場では

子どもと育ち総合研究所の講師の方が毎回仰ることですが、「新潟は熱量が違う、こちらも煽られてしまう」と。私もそう感じていました。考えるときはウンウン真剣に、創造性は花開き、ゲームとなればそれはもう遠慮なく。先生へも積極的に質問していただき、現場への還元を想像してワクワクしていました。

これから

無事、お申込みの方皆さんおもちゃコーディネーターに認定され、また新潟におもちゃコーディネーターが増えました。私は、講座を受けた後に、上から自信がつくよりも、下から意欲が湧いてくる感覚を頼もしいと考えています。認定されたあとの方が難しいと思うのです。スタートラインに立ってしまったわけですから。しまい込んでいたおもちゃを取り出して分析しなくてはいけないし、そのおもちゃのどの機能をどの子にセッティングするか、考えることが増えてしまいました。でも、子どもはちゃんとフィードバックしてくれると思います。それがまた次の励みにつながることでしょう。

もっと学びたい、つながりたいというご要望をいくつもお聞きしました。私も、それは必要なことだと思います。次は、それぞれの立場での意見やアイデアを交換できる場を作っていきたいです。

今回、無事開催できて、いろんなことに感謝の思いです。ありがとうございました。

そのほかInstagramにも写真を掲載しています。