イタヤ細工

ただいま、ドイツ・ニュルンベルグでは、世界最大のおもちゃ見本市が盛大に開催されています。2013年に初めて行きましたが、いつ思い返しても良い思い出です。普段遊んでもらっている数々のおもちゃが、こんな人達からつくられ、送り出されているんだ!それは、想像以上に感動的なんですよ。また行こう!を励みにしています。

さて、見た時に、そのメッセのロゴを思い浮かべたこのお馬さん。

イタヤ細工というそうです。桜で有名な、秋田・角館の民俗工芸です。
イタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて、編んで作るそうです。この技術が1790年ころから、農村の副業としておこったという成り立ちを見て、ザイフェンを思い出しました。ドイツのおもちゃ村、ザイフェンでは、主な産業であった鉱山での仕事が衰退し、次第に副業であったおもちゃづくりが主な産業として栄えていきましたが、時期がちょうど同じ、1700年代の後半からになります。新潟もそうですが、秋田も、ザイフェンも、冬が厳しい地域です。室内にこもる日々の中で、自然の恵みを利用した工芸品が生まれ、発展し、受け継がれた歴史に、よく似通ったものを感じます。

江戸時代に生まれた技術のようですが、現代の洋室のドアにもなんだかピッタリ。かわいいです。