フィボナッチ数を取り入れたおもちゃ

フィボナッチ数列は0、1、1(0+1）、2(1+1）、3（1+2）、5（2+3）、8（3＋5）…というように、その直前の2つの項の和になる数列です。イタリアのレオナルド・フィボナッチにちなんで名づけられました。フィボナッチツリーのデザインは、このフィボナッチ数に由来しています。

フィボナッチツリーの遊び方

台座から外し、軸を手のひらで挟み、手のひらを滑らせて回転をかけます。回す方向によって、木のように広がったり、葉っぱのように平らになったりします。置いておくだけでも美しいですが、手にとって遊ぶと気持ち良い感触に何度も繰り返してしまいます。台座にはマグネットでつくので、安定して立てることができます。

巻貝の巻き方、ひまわりの種の並び方など、自然界にはたくさんのフィボナッチ数が見られます。自然の生き物が生存しやすい、理にかなった法則ですが、数学が自然界にたくさん潜んでいるところに人知を超えた力を感じ、興味が深まります。