『風景を作りましょう』レポート

今日は工作イベント『風景を作りましょう』でした。こんな様子でした。

午前は親子の部、午後は子どもの部です。

親子の部の良かったところは、お家の方が見守ってくださる安心感です。難しいところは手伝ってもらいながら、イメージを形にしていきました。大人は手を出しすぎず、子どもは甘えず、『共同』という言葉がぴったりでした。

子どもの部では、全部自分で工夫するところが良かったです。うまくいかないところもあったでしょう。助けを求めず、自分で考え、試してなんとかしようとしていました。お部屋はシーンとして、お顔も真剣でした。子どもの心に何か残るものがあったら嬉しいです。

誰かと協力して何かをやる。自分の力で頑張る。どちらも大切な経験だと思いました。

私たちの反省点は、時間が全然足りなかったことです。ごめんなさい。すぐにできて時間がたくさん余ったり、途中で飽きちゃったらどうしようかなと先に考えてしまいました。集中と持続はすごくて、おうちで続きを仕上げることになった方もありました。

今回は、手に入りやすい素材で、種類や色は絞りました。白木の積木で創造することと似ていたかもしれません。ミニマムの材料だからこそ、個性が際立ったような気がします。

どんな風景にしようか紙に描いてみたり、絵本の1ページを眺めたりすることから始めました。目的がはっきりするのって大事だなと思いました。自分の仕事の参考にもなりました。

素材や道具と仲良くなっていただけて良かったです。触れていただくうちに息が合ってきた様子が伝わりました。

お天気が良くて、お部屋の大きな窓から差し込む光が、自然素材やトランスパレントをきれいに浮かび上がらせてくれたように思います。

ご参加ありがとうございました。