お人形の本

東京出張の際に立ち寄った古本屋さんで、素敵なお人形の本を見つけました。オランダで1974年ころのもののようです。手作りのお人形の型紙や、でき上がり写真が載っていました。

そのお人形というのは、何日もかけてつくるしっかりしたものではなく、紙や端切れで仕立て、家の子どもに手渡すような素朴なものです。庶民の子どもが遊ぶお人形と言うと、そういうものだったのだと思います。

でもとても遊びやすそうでした。今取り扱いのお人形メーカーも、最初は自分の子どものためにというきっかけが多いようです。貴重な本に出会えて良かったです。

その古本屋さんにはつい手にとってじっと眺めてしまう本がたくさん並んでいました。あまり見ない洋書の絵本は、きっと店のおもちゃにも通じるような、レトロなかわいさで、一緒に並べたいなと思いながら本屋さんの中を何周もしました。