北欧の風景・蚤の市

フリーマーケットのフリーは、flea、つまり蚤のこと。蚤の市と呼ぶのはそういうわけですね。ヘルシンキの夏期間週末の蚤の市は有名で、それに合わせてヘルシンキの日程を組みました。到着したのはマーケットが始まって少し時間が経ってから。もしかしたら開始直後に掘り出し物に殺到した人たちがいたかもしれないし、私が着いた頃ようやく開いたお店もあったかもしれません。

食器と衣類が多かったです。イッタラやアラビア、マリメッコと言った、北欧の人気ブランド品が数多く出品されていました。これは、不用品ではなくそういうビジネスなんだなと思いましたが、それらに混じって家庭で使われていたものを出品しているお店もありました。とくにその中から、おもちゃや子ども用品を探しました。

山のような品物の中から、ぬいぐるみとブランケットを見つけることができました。とても気に入ったものだったので、大収穫だと思います。同時に、蚤の市からの仕入れって大変だなと思いました。運と体力の勝負。意気込んで乗り込んでも当日お天気が悪いこともあるでしょうし。でも出会ったときの喜びは格別でしたので、もっと研究して経験を積んでいきたいです。

店の仕入れのあとは、帰ってきてからの今も思う、自分の服も買っておけばよかった。まず選ばないような大胆な柄のワンピース、買っておけばよかった。こういうときは、一緒に行く人がいて、背中を押してくれるとちょっと違ったかもしれないです。写真を見て楽しんでいます。