遊びでととのう

普段からよく遊んでいる子と、なかなかその機会を持てていない子は、店内でのご様子でわかりやすいです。遊び慣れていないと、遊びでいっぱいの店内に気持ちが昂ぶるのでしょうか。しばらくはそんな様子を見受けます。ちょっとハラハラするときもありますし、おっ!と思うときもあります。それを繰り返しているうちに、だんだんお顔が変わってきます。遊びこみの良いお顔になってきて、凛とした空気を纏うようになります。ゾーンに入るというか、その時の子どもの様子って、ほんとに素敵で、お父さんお母さんも感心しながら嬉しそうにご覧になっていますね。

ととのった感じがします。遊びこみが子どもの姿をととのえるのだと実感しています。そこまでの時間は経験によりいろいろですが、やはり、園、学校、学童さんなどに、遊びこみの機会がまだまだ足りていないという印象を持っています。環境づくりと大人の根気とやる気があれば、どの子もととのうまでの遊び込みができそうだと思っています。それはみんなにとって幸せ。とことん遊んでほしいなと思います。