どこへ行っても注意書きが多いです。あまりに多いので、書いてないことならやってもOKという認識になっている。だからなおさらあれもこれも書かないと、と、ますます注意書きが多くなる。書いてあるだけでなく、アナウンスも多い。目にも耳にもうるさいです。
社会の同調圧力はかなりのものなのに、なぜこんなに注意書きが必要なのだろう。自然とブレーキがかかってもおかしくないと思うのですが。
興味深いのは、ヨーロッパを旅しているときのこと。注意書きが少ない。ですが、意外と人々が注意されなければいけないようなことをしていない。そういう常識が行き渡った社会だからではないかと感じたのですが、それもある意味の同調圧力なのでしょうか。それとも、言われなくてもできるほどに成熟しているのか。
言いすぎるから言われないとできなくなっちゃうのか。
注意書きに囲まれた社会の中で、嫌いだからできるだけ書きたくない気持ちとどう折り合いをつけていくか、わりと、日々向き合ってます。








