飛び出ている

お子さんの感じが変わったな、と思うことが多くなりました。なんでもまんべんなく、という子どもさんの割合が減り、私としては悪い意味ではなくアンバランスなお子さんが増えたような気がします。

どういうことかというと、ある部分において、私が想定した『この年齢ならこの程度かな』よりずっと技術や理解のレベルが高く、一方である部分では、例えば癇癪だとかは年齢なり、またはやや幼いところがあるかも、などといったことです。

前者については、子育て世代の意識が変化してきたのかなあ、と。子どもの好みに寄り添うことに好意的で丁寧であり、また、微妙なラインで思いの尊重とNGを出すところで揺れてらっしゃるのかなと。そういえば、フィンランドのお話し会でも、その匙加減が難しいこと、表裏一体であることが話題になりました。

今もしかしたら過渡期で、バランスが難しいところにあるとしたら、それを理由に以前に戻る必要はないように、私は思います。まだこの先のことはあまり例がない。どこかで精神性が追いついてくるのか、そのときは頼もしい様子になっているかもしれない。私のおもちゃのオススメも、ちょっと幅を広く取るようアップデートしようと思いました。