今日は角田山へ行きました。めったに使わない登山口から登りました。お花がたくさん咲いていることで知られているコースです。
順調に登っていました。降りてくる人もいて、すれ違いながらです。あるとき、降りてこられた方から「どちらへ行かれますか?」と聞かれました。山では普段からそういうやり取りをしながら登るので、世間話と思って予定のルートを答えました。そのときは周回コースを考えていて、頂上とは言葉にしていなかったのです。
そうですか、私は道を間違えてしまって、と。そのときは、その方が間違えた道を引き返している途中とは思いもせず、つまり自分も間違えた道の上にいるとは考えもせず、その方はどこかで間違えたけど無事頂上について帰り道、と思いこんで、すれ違った後に自分はその道を歩き続けました。
少し距離が開いてからも、その方はスマホの地図を何度も確認しながら首をかしげています。あとは下山するだけなのにどうしたことだろうと不思議に思って、どちらへ向かってらっしゃいますか?と尋ねました。頂上へ向かっているらしいのです。下山じゃなくて????と思っていたところに、もう一人現れ、私が歩いている道が間違っていること、そして正しい道を教えて下さいました。声が聞こえて、心配して登り返してきてくださったのですね。ようやく自分は正しい登山道を歩いていると思いこんでいたことが間違いだったことを知りました。
降りてきた方とすれ違わなかったら、私はどこへ向かっていたのでしょう。遭難してもおかしくない。いろんな運が良くて、少し戻ったらすぐに正しい分岐へ向かうことができました。
間違っているなんて思いもしなかったのが原因です。これは今後何度も心に刻まないといけない。自分は今間違ったところにいるかもしれない、と。
山は学びです。人は助けてくれます。








