クルテク保育study 2018 レポート

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2回目となる保育studyを無事終えることができました。一日のことをご報告いたしますね。

朝。台風の影響が一番強いときでした。スタッフ集合時間は時折強く雨が降ったり、ちょうど搬入の頃は雨が弱まり手分けして無事運び入れ。会場設営も滞りなく進み、受付開始から後方体験コーナーなど楽しんでいただきました。

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LENAモザイク。時を忘れる遊びなんです。1時間くらい集中する子もたくさんいますからじっくり遊べる環境においてあげて欲しいです。

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ステッチカードは紙製なのではさみで切ることができます。表現が広がるポイントでもあります。

構成遊び、手仕事、積木の世界、体を使う遊び…保育現場で活用していただきたい遊びが生き生きした様子でディスプレイされました。

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マンダラぬりえ
がモビールになっていたのが思いがけずきれいで驚きました。ラミネートで耐久性とツヤを加えていました。

できあがりが決まっているものを作り上げるのではなく、自分の心のままに手のままに、可能性が広がる素材にワクワクしました。

席が埋まってきました。定刻どおりに開始です。
プログラム最初は宍戸信子先生の講義です。
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感覚で何となくわかっていることの根拠を理論として確認することは役にたつと思います。例えば、何となくこの年齢にはこれはまだ早いように感じていた、だからこのように関わっていた、それが適切であったとしても、発達の理論としてこの時期はまだ具体的に認知する力が育っていないからなのだと言うことを知っていると次への見通しが立ちます。臨機応変な感覚に理論が伴うと怖いものなしです。その理論の部分をしっかりお聞きしました。自分のこの感覚にはこのような理由があったという裏付けに頷かれる様子もありました。
ありがとうございました。

午前はここでおしまい。

お昼休みにはゲームや書籍、おもちゃも楽しんでいただきました。
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手元に信頼できる書籍を備えていると迷ったときなど支えになります。本は、各分野の先生が研究を重ねてまとめてくださった価値ある資料ですのでいろいろ見ていただけて良かったです。

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かつてないゲームのサンプル量でしたよ!全種類遊びきることはできない。

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それでも目一杯楽しんでいただきました!

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ここは相沢康夫さんの定位置。

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おもちゃが語られ、積木が積まれ、賑わってましたね〜

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『縁日みたいで楽しかった』というご感想もいただきました!店内もサンプルは多いですが、特に保育向けをこれだけ一度に見ていただくことはなかなかできないのでこの機会に触れていただけて良かったです。

午後は島田裕香子先生の講義から再開です。
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良いと思って信じてやってきたことを問い直すことは簡単ではありません。だって過去の自分を否定することにもなりかねない。それでも問い直し、これまでを否定することなく、今現在のこと、これからのことを考えて実践していく柔らかな姿勢と、ついて行きたくなる人間力に会場が引き込まれました。とても貴重なお話でした。最後、歌の紹介が始まって「やばいぞこれは」と思いました。聞きながら歌詞を目で追っていたら涙ぐんできて、「私にはこのあと挨拶がある。泣いてる場合じゃない!」と画面から目を逸らしましたよ。
ありがとうございました。

ここで一息。相沢さんのお楽しみコーナー。
古典名作絵本を読み解くという企画でした。
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三匹のこぶたのお母さんが子どもたちを見送ったときの心情って考えたことあるでしょうか。
オオカミと七匹の子ヤギのある場面で、末っ子のヤギはどの子か?なぜ黒い1匹がいるの?月に隠れた…?え?裏表紙?!?!
楽しかったですね〜「これだけで2時間聞きたい!」というご感想多数でした。ほんとほんと。ありがとうございました〜

プログラム最後は県内の園の事例報告でした。
出雲崎保育園の松延毅先生と愛泉こども園の中村知嗣先生が丁寧に準備をしてくださいました。
出雲崎保育園さんより。子どもの何でもない日常的な姿は特に目新しいものではありません。毎日の園生活の中で必ずどこかのお部屋で誰かがやっていることでしょう。流されていく光景です。そこを切り取り、何でもない行動なんだけど、でもあなたはこの行動の中でこんなことが嬉しかったんだね、こんなことを考えていたんだね、と寄り添う姿勢こそが見ていただきたかったことであることを感じました。見逃さないって、子どもと関わる人の大切な資質の一つだと思います。
愛泉こども園さんにバトンタッチ。3歳以上のお部屋の取り組みについて、圧倒的情報量の中からいかに先生が熱意を持って学び、実践に移されているかがよく伝わってきました。クルテクではこの春にイタリア芸術教育ワークショップを開きましたが、そのときに自由な表現の機会がコミュニティを創ることを学びました。その姿が身近な園で証明されていました。ご紹介しきれなかった部分もあります。また何らかの機会に改めてうかがいたいですね。
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最後に講師の先生方から事例報告のご感想をいただきました。これから新潟の保育界を牽引して行くであろう若く熱い先生方に大きな期待をいただきました。お忙しい中準備していただきありがとうございました。

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ご参加の8割以上の方からフィードバックをいただきました。ご意見やご感想一つ一つを貴重なものとして、一同心に留めます。終わりに一言述べさせていただきましたが、この日を通して何か感じ取っていただけることがありましたら幸いです。

ご参加をいただきありがとうございました。

 

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