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積木選びまたまた

積木のご相談を受けると基尺のことをお話してきました、が、いろいろ積木遊びを通してまた思うところをつれづれと。

「基尺をどうするか」「基尺は合わせたほうがいいのだろうか」
はじめての積木のときに悩み多き関門です。デュシマかグリムか、またアルビスブランか、またまたネフも、日本にも色んなブランドがあります。足していく積木など先々を考えると深いところにはまってしまいそう。

積木は本当に色々な遊び方ができます。遊びをみていて、とても大雑把にわけると、構築型〜construction型〜と発想型〜imagination型〜に大別できるのかなと感じています。

構築することが好きなようでしたら白木で基尺が合ったものがたくさんあると良いと思います。だいたい4〜5歳ころに「足りない」「これ(レンガ型)の長いのが欲しい」とリクエストが入るとこちらかも。カプラなんかも好きですね。長男はこっちでした。

イメージする世界が広がるようでしたら基尺よりもイメージを助けるものがより活躍するように思います。三男はこっちでした。(次男はレゴ派でした。)

これは2016年の「遊びの環境展」のときの様子です。基尺の違いがあまり影響を与えなかった印象でした。

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お子さんは見立てたいものに見立て、積みたいように、並べたいように積木を扱っていました。

もちろん、どちらの使い方も好きで行ったり来たりする人もいますし、遊びの中で両方の表現を楽しむ人もいます。だいたい3~4歳ころになってくるとどちらのタイプに近いかなということが推測できてくるみたいです。構築型ならその後足していくものはサイズの揃った白木レンガ中心になっていくでしょうし、想像型なら基尺にはこだわりすぎず、色や形の積み木、人、動物などが増えていくと良さそうです。

個人的には、積木はサイコロ型を8つ(フレーベルの恩物理論より)からスタートし、徐々に増やして3歳ころまでの遊びの後、足し方を考えていくのであれば、どちらにも進めていける「フレーベル積木(小)」は汎用性があるかな、と考えています。サイコロもレンガも入っています。
3歳ころになると3.3cmが使いやすそうだなと見ていますが、はじめに安定感のある大きめのサイコロ型を用意し、その後様子を見てサイズを決めていくのもまたいいと思います。

もちろん、環境や関わり方が遊びを促していくこともあると思います。
基尺が揃ったものが環境にあれば、積めるので積んでいきます。できる環境があるというのは大きな影響です。

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基尺を揃えて数を充分に用意した幼稚園、保育園での積み木遊びの様子です。
(2018年保育study講師、島田裕香子園長先生の園です。)
構築する人も、イメージを形にする人も、同じ場にいますね。たくさんあるからできること、色んなタイプの子に寄り添えることがあると思いました。

遊び方によって、積み木はまた違う姿を見せました。

2013年、おもちゃコーディネーター養成スタートアップ講座を開いたときの積木の時間では、集団ですがちょっと変わったアプローチでした。

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一人ずつ好きな積木を一つ選び、無言で順に配置していきます。はじめは適当に置いていました。だんだんと、何も言わなくてもみんなで何かを作りたいという共通の思いが生まれ、自分の置いたものも人の置いたものも認め合い、静かなうちに完成したのがこちらでした。

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これは、レッジョ・エミリア・アプローチに見られる、創造がコミュニティを築くワークに通じたものだったと思います。基尺が合うものはそれを活かし、そうでないものもバランスよくその場にいました。ここまでくると正解ってないなと思いました。

 

こちらは2015年のイベント「積木とゲームの日」の時の様子。参加された方の数だけ遊び方がありました。
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そして時々の置きみやげ。店内の様子。

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積木も遊ぶための道具なのね。どう遊ぼう!というワクワクを大事にしたいなと思いました。

積木を使ったイベント、どれも楽しかったな〜またやりたいです!