このマフラーを手にすると、初心−思いを込めて丁寧に作られたものをご紹介したい−という気持ちを思い出し身が引き締まります。それほど、このマフラーができあがるまでのストーリーが素敵です。
このマフラーは、ドイツの工房で、1本1本織り機を使って、手織りでつくられています。縦糸はウール、横糸はコットンです。マフラーの長さが、実は織るときには『横幅』なんですよ。
織り上がった後にウールだけを縮めることで不思議な模様になります。また、縦糸と横糸の異なる色の組み合わせを楽しむことができるのもこのためです。
機織りという残していくべき伝統ある技術とモダンなデザインの組み合わせが、なぜかこんなにしっくりと来るのです。
染色剤や染めた後の排水は地球に負荷をかけないものとし、とても良い環境の中で気持ちよく仕立てられています。また、そこで作業に従事する中には、様々な理由で就労が難しい人たちが含まれているそうです。そういった人たちが、仲間同士で支え合い、そして技術を身に着け、励まし合って働くことで、やがてはそれがその家庭の子供達の未来の幸せにもつながっていきます。
お手入れは水洗いなので、ご家庭でも簡単です。また、汚れやヘタリそのものがほとんどありません。長くご愛用いただけます。
そんなストーリーの中で織り上がっていくマフラーは、びっくりするほど軽いです。ふんわりと首元を纏います。肌触りも、チクチクせず心地よいのでお子さんでも大丈夫。そして、穴があいてスカスカ?と思わせて実はこれ、かなり暖かいです!だって、上質のウールですもんね。暖かい空気を含んだままでいてくれます。
そよ風マフラー:Hauchschal ハウフシャール
コントラストマフラー