掘出し市は新しい仕事

今年はよく掘出しものに出会っているので掘出し市を開くことにしましたが、これまでやって来た仕事と違うことが多くて、新しい仕事だ、と感じています。

まず仕入れが自分の足。展示会が開かれて、お客さんになって行くのではない。探し回って、出会って、作家さんにお願いする。または蚤の市で見つけ出し、交渉して購入する。

そして、修理や洗浄という仕事が多い。これがメインと言えるほどです。古いものを蘇らせるのが仕事。地味だったりハードだったりするのだけれど、嫌いじゃない。どんどん好きになっています。洗って、直して、整えた品物は、新品で入ってくるのとまたお顔が違います。

掘出しものには、自分の手足がよく関わっていて、品物との密着感が大きい。もちろん、探しに行く仕事も大好きです。こちらも技術を磨いていきたいです。